[傷病]
2024年12月13日
ASD(自閉スペクトラム症)について
以前ここでも説明しましたが、発達障害は外見だけでは分かりにくい傷病であるがために傷病をかかえている本人は学校や社会に馴染めず辛い思いをしているということもあるかと思います。
発達障害とはASD(自閉スペクトラム症)、アスペルガー症候群、広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)等の障害を指し、これらの発達障害は障害年金の対象となる病気です。今回はこの中でASDについてお話したいと思います。
ASDは、「対人関係や社会的なやりとりの障害」「こだわり行動」という2つの基本特性がある発達障害です。
<対人関係や社会的なやりとりの障害>
人との関わりが苦手で、場の空気が読めない、相手の気持ちや暗黙のルールを理解することとなどの難しさ、言われたことをそのまま受け取ってしまう等 対人関係や社会的コミュニケーションが難しいということが挙げられます。
<こだわり行動>
自分で決めた物の配置・順序・道順、自分のやり方への強い固執、興味や関心の極度の偏り等こだわりの程度や種類はひとり一人異なります。そのためルールが変わったり、急に予定が変更されたりすると混乱してしまうことが多いです。
そのほかにも、手先が不器用、感覚刺激に過敏・鈍いなどの特性が見られることもあります。
ASDは脳の障害と言われています。
生まれつきの脳の機能になんらかの不具合があるために起こるものと言われており、親のしつけや育て方、本人の性格とは無関係であることが分かっています。
ASDで障害年金の手続きを行う場合には、精神障害用の診断書を担当医に書いてもらいます。ご自分の状況をしっかり伝えていくことが大切です。町田障害年金相談センターでは、依頼者さんの話を詳しく聞き、診断書依頼をどうしていくかなどをサポート致します。是非ご相談下さい(TEL042−850−7758)